上海市青浦区の「上海国家会展中心」で11月5日(木)~10日(火)、「第3回中国国際輸入博覧会」が開催。これを前に、同区では最近〝戦時指揮システム〟を始動、輪番による24時間体制で新型コロナウイルス感染症流行策に当たっていることがわかった。
現在、64の国・地域から160に上る企業・団体のスタッフが上海入りし、8万点以上の展示品を輸入。同感染症の流行防止策として、スタッフの医療観察を継続して行い、空港から集中隔離施設への移送、国内中高リスク地域からの参加者に対する健康管理を実施するなど、食品及びスタッフの管理を強化している。
コールドチェーンで運輸された同博覧会に出展予定の食品は、入館前に5カ所の検問所において、全身防護服を着用した係員が消毒作業を実施。PCR検査や抜き取り検査もするなど、徹底的な衛生管理作業を行っている。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2020年11月6日発行号