約350年の歴史を持つ漢方薬の老舗「北京同仁堂」が北京市で最近、漢方入りのコーヒーを発売。毎日1000杯を売り上げる人気ぶりとなっていることがわかった。
このコーヒーは「クコの実ラテ」、「ヤクモソウ(益母草)・バララテ」、「サンザシ・陳皮アメリカン」、「ラカンカ・アメリカン」などで、1杯35元ほど。先に漢方を煎じ、医師の配合に従ってコーヒーに加えて作るのだという。
このコーヒーを提供する店「同仁堂知嘛健康」ではほかにも、中国の二十四節気に合わせた期間限定商品など、若者に向けた漢方ドリンクを展開。若年層へ漢方の知識を発信している。
~上海ジャピオン2020年11月20日発行号