上海の中リスク地域ゼロに 貨物船職員のPCR検査推進

上海市浦東新区で、新型コロナウイルス感染症の感染リスク地域分類の「中リスク」エリアに指定されていた居住区が、12月8日(火)0時までにすべて「低リスク」に引き下げ。市における「中リスク」がゼロになったことがわかった。

「中リスク」だった居住区「張江鎮順和路126弄小区」では、7日(月)0時に居住区封鎖が解除。複数の住民が居住区の出入口付近に待機し、解除の時を祝った。父親に抱き抱えられた園児が「出てきたよ!」と叫び、周囲の人の笑いを誘ったという。

ほか市交通委員会には7日(月)、毎日大量の貨物船の出入りや貨物の積み下ろし作業があるため、市内の港には一定の感染リスクがあると説明。そのため、関連職員へのPCR検査を定期的に行うこと、また職員同士が極力接触しない作業を推進することなどを明らかにした。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2020年12月11日発行号

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