上海市楊浦区にある上海開放大学で、〝家政婦〟育成を主な目的とした家事代行学科コースを新設し、学生の募集を開始したことがわかった。
申し込みには、すでに家政業に従事する男女が多く訪れた。同コース新設で、市場拡大や家政婦のスキルアップなどが期待されている。市では家政業従事者が約50万人、年間の市場規模は300億元。上海開放大学公共管理学部の学部長は「今後5年でハイレベルな家政業者は20万人不足する。同コースで人材育成を進め、発展する大きな市場のニーズに応える」としている。
~上海ジャピオン2020年12月18日発行号