競泳選手の薬物疑惑 処分撤回で再審へ

スイス連邦最高裁判所は最近、ドーピング疑惑で8年間の試合出場禁止を科されていた中国競泳・孫楊選手の処分を撤回。再審が行われることがわかった。

国際スポーツ仲介裁判所(CAS)は2020年2月、世界反ドーピング機関の訴えに基づき、ドーピング検査妨害を理由に、同氏に8年間の試合出場禁止を言い渡していた。この再審決定は、過去30年間の上訴例から見ても奇跡的なもの。今回、これまで28選手の試合出場禁止判決を取り消した実績を持つスイスの弁護士事務所が孫氏側の弁護につく。

~上海ジャピオン2021年1月1日発行号

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