ワクチンの緊急接種を実施 医療従事者や港の職員対象

国務院によると最近、陜西省や上海市など一部地域で、新型コロナウイルスワクチンの緊急接種を実施していることがわかった。

対象は、空港や港で働くスタッフ、医療従事者、運送業者、警察官、出国予定のビジネスパーソンなど。今回使用するワクチンは2回の接種が前提で、各接種は14日間空ける必要がある。接種後は注射した箇所が赤く腫れる、痛みやかゆみを伴うなどの一般的な反応が見られ、ごくまれに発熱や倦怠感、頭痛などの症状が出るものの、2~3日すると自然に収まるという。現時点で、ワクチン接種による重大な副作用は見受けられないとしている。

なおワクチン接種により、新型コロナウイルス感染症の感染リスクを下げることはできるが、100%防げないため、感染予防やPCR検査は引き続き行う必要がある。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2021年1月1日発行号

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