春運帰省者は3分の1以下か 航空券のキャンセルが無料に

中国各地で、春節に伴う帰省ラッシュ「春運」が1月28日(木)にスタート。各省市政府は、春節の移動自粛を呼び掛けており、上海市の「上海火車」駅、「虹橋火車」駅、「上海南火車」駅の同日利用者数はのべ10万2000人だったことがわかった。

同日の利用者が2万8000人に留まった「上海火車」駅の職員は「人出は例年の春運初日の3分の1程度、かなり減少した」と説明。また「上海虹橋」駅ではAI消毒ロボットを導入した。交通運輸部は今年の春運期間の旅客数を、昨年比20%減となるのべ11億5200万人、1日平均2880万人と予測。しかし「春運」開始から3日間における1日の平均旅客数は1800万人と、予測を下回っている。

ほか民航局も28日(木)~3月8日(月)の春節期間に離陸する航空券払い戻しや日程変更手数料を無料にするよう、各航空会社に要請している。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2021年2月5日発行号

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