猛威を振るうデング熱 市でも7月に感染者確認

市は8月23日(木)、デング熱の国内でことし初めてとなる感染例が、7月に上海市内で確認されていたことを明らかにした。
 7月末までの統計では、上海、北京、広東など8省で合計28例が確認されている。28例の感染源はいずれも国外。
 デング熱は、東南アジアを中心に猛威を振るっている感染症。蚊が媒介するウィルスが原因となるため、人から人への感染の恐れはない。
 市の医療関係者は、デング熱は、初期症状が風邪に非常に良く似ていることから、感染に気付かなかったり、誤診されるケースが多いと指摘。旅行などで国外を訪れる際には、蚊に刺されないよう万全の策を取るよう呼びかけている。
(8月24日)

~上海ジャピオン8月31日発行号より

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