家庭の幼児性教育をテーマとしたフォーラムが、1月27日(水)に市科学育児基地で開催された。
この席上で、今後数年間のうちに市内の幼稚園のトイレを全て、男女別にする計画が明らかになった。
現在は、経済条件の良い幼稚園を除き、多くの幼稚園が経済的理由でトイレを男女共同にしている。
これに対し、父兄から最近の子どもは早熟になっているので、
精神衛生上問題があるのではないかとの声が多数挙がっていた。
フォーラムに出席していた市心理諮問センターの博士は、3歳~6歳の子どもは、
性に関する心の発育の鍵となる時期であり、
トイレを男女共同にすることは健康な発育に不利益をもたらすと指摘。
さらに、幼少期に受けた刺激は、成年後の性行為などにも悪影響を及ぼす可能性があるとしている。
(1月29日)
~上海ジャピオン2月5日号より