中国版おサイフケータイ始動 南京東路エリアで利用可能に

 上海電信は2月6日(土)、中国電信の携帯電話利用者に向けて、
携帯電話に電子決済機能を持たせた「翼支付」サービスを市内で開始した。
 同サービスでは、サービス加盟店に設置された専用読み取り機に、携帯電話本体をかざして使用。
予めチャージ済みのお金が引き落とされる、プリペイド形式となっている。
サービス開始時点では、南京東路沿線を中心に、「新世界百貨」や「一茶一坐」、
「ファミリーマート」など約50店で利用可能だ。
 「翼支付」の利用申請は、江西中路営業所など5つの上海電信営業所で受け付け、
登録には身分証明書と手続き費用20元が必要。
手続き完了後、専用SIMカードが提供され、月額5元の利用料でサービスを受けられる。
なお電話番号変更の必要はなく、チャージ金額は最大1000元まで。
 同サービスは、今年上半期にまず黄浦区で導入を進め、
下半期には徐家匯などの市内各商業エリアや松江大学城などでも利用可能となる見込み。
また年内には、市内約4000の商業施設をカバーする計画となっている。
(2月7日)

~上海ジャピオン2月12日号より

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP