浦東にある世紀公園で、植物による立体アート展示会「2006年インターナショナル・モザイカルチャー(上海国際立体花壇大賽)」の準備が進んでいる。正式開幕は9月15日(金)になるものの、10日(日)と11日(月)には、合わせて2万人を越える観客が集まった。
同展示会には国内32都市と、日本を含む24の国と地域が参加しており、80点余りの作品が完成している。特に人気を集めているのは、フランスの「ノートルダム寺院」、アメリカの「西部カウボーイ」、カナダの「かえでの木」など。
展示会の主催者によれば、会場で使われた技術は2010年の上海万博の花壇でも応用される。しかし、植物による立体アートは、絶えず必要となる殺虫剤や国外からの苗木の取り寄せなどに、多くのコストがかかる点が問題視されている。
(9月12日)
~上海ジャピオン9月15日発行号より