上海市薬品監督管理局は、8月3日(火)から当面の間、市内薬局における解熱剤・咳止め薬の購入を実名登録制にすると発表した。
発表されたガイドラインでは、新型コロナウイルス感染症の流行期間において、薬局の責任主体、解熱剤・咳止め薬の購入者管理などを明記。薬局側は、マスク、医療用手袋を装着し、入店者の体温を測る専門人員を1人用意し、両薬の購入意向有無を確認。購入希望の場合、両薬の専門販売エリアに誘導し、発熱といった症状がないか、1カ月以内の移動経歴などを確認したうえ上海市政府のプラットフォーム「随申办」にて個人情報を登録することで、薬を購入できる。
ほか、市市場監督管理局は最近、使い捨て医療用マスクの団体基準を公表。使用する生地は不織布であることのほか、印字・染色、ヒモ部分の長さや弾力性などを定めている。(8月8日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年8月13日号