旧暦の大晦日にあたる2月13日(土)の夜、市内各地で新年を祝う爆竹が盛大に鳴らされた。
当日は市の清掃作業員3万人以上が、夜を徹してその清掃作業にあたり、
処理された燃えかすは1000㌧以上にも及んだ。
清掃作業は翌朝7時までに完了するよう進められた。
普陀区ではGPSシステムを採用し、随時道路の清掃状況を監視する初めての試みを行った。
なお、当日は風が強かったこともあり、市内で全228件もの火災が発生。
そのうちの多くは爆竹や花火から引火したものだという。
松江区にあるアパートで起こった火災では、2人が死亡、3人がケガを負った。
全体の負傷者は例年よりも減少したというが、病院側は市民に対し、注意を呼びかけている。
また、2月18日(木)午前9時頃、普陀区の嵐皋西路付近では大型打ち上げ花火の暴発事故が発生し、
夫と一緒に清掃作業を行っていた36歳の女性が、右手親指を切断する重傷を負った。
事故を引き起こした男性は、被害者の女性に1万元以上の医療費を支払ったという。
(2月19日)
~上海ジャピオン2月26日号より