上海市では11月25日(木)、新型コロナウイルス感染症の新規市中感染者3人を確認。これを受け、浦東新区の居住区「香梅花苑」「香樟苑」及び青浦区の「西郊錦庐」が、同感染症感染リスク地域分類の「中リスク」エリアに指定されたことがわかった。
市衛生健康委員会によると3人は友人関係で、19日(金)~21日(日)に江蘇省蘇州市に旅行していたことが判明。なお3人とも、同ウイルスワクチンを2回接種していた。また27日(土)には、この3人の友人が無症状感染者であることもわかった。
ほか市各地では国務院の防疫要求に基づき、1日の来院患者が数万人に上る大規模病院である、黄浦区の「上海交通大学付属瑞金医院」、徐匯区の「復旦大学付属中山医院」などが一時閉鎖。48時間にわたり、関係者のPCR検査がいずれも陰性だったことから、27日(土)8時以降、順次閉鎖が解除された。(11月27日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2021年12月3日号