「禁煙条例」が施行 公共施設の禁煙・分煙を徹底

 市は3月1日(月)、市内の公共施設を全面禁煙にする条例「上海市公共施設の喫煙抑制条例」を施行した。
これを受け市では、喫煙者に注意を促すボランティア2万人を集める予定で、
注意を受けても喫煙を続けた場合は、最高200元の罰金が課せられる。
 同条例の対象となるのは、駅や病院、ホテル、学校、行政庁舎のほか、映画館やインターネットカフェなど。
中でも、ホテルでは非喫煙者のための客室を設置するよう義務付け、
営業面積が150平方㍍以上か、座席数75席以上の飲食店は、分煙が義務化される。
また、禁煙や分煙の措置を怠った施設に対しては、最大3万元の罰金を課す。
 この条例に関する日刊紙「晨報」のアンケート調査では、喫煙者を含む回答者のうち7割が支持を表明。
現状ではレストランやインターネットカフェなどでは分煙・禁煙が浸透していないため、
約3割の回答者が条例のより徹底した実施を希望している。
(3月1日)

~上海ジャピオン3月5日号より

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP