淮海路からダフ屋締め出し 商業施設の割引制度変更

 淮海路を中心とする盧湾区のパークソンや東方商厦など約200の商業施設の代表者が3月10日(日)、
会合を行い、今後商品券を使った従来の割引制度を行わないことを決めた。
今後は商品の直接割引などで販売促進を行い、ダフ屋の根絶を目指す。
 これまで淮海路のデパートなどでは、主に購入金額に応じて次回から使える商品券を贈呈。
しかし、商品券を安価で買い取ってほかの客に販売するダフ屋が暗躍。
売り場には客に商品券の売買を持ちかけるダフ屋が現れ、フロアの秩序が乱れていた。
結果、警察などが出動し、秩序回復を促すこともあった。
 今回の商品券不使用決定に先立ち、淮海路の一部商業施設では、
3月8日(月)の国際婦人デーに合わせたセールで、すでに商品の直接割引を実施。
特に「婦女用品商店」では、割引制度の変更に伴い来店客も増え、
3月6日(土)~8日(月)の売上が昨年同期比で16・44%増となる937・8万元となった。
(3月12日)

~上海ジャピオン3月19日号より

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