上海市政府は5月29日(日)、各企業の運営再開に関し、6月1日(水)から従来の申請制度を取り消し、業種を問わずに再開できることを明らかにした。
また上海市商務委員会は5月23日(月)、市内のショッピングモールや百貨店、専門店の営業に関して、6月1日(水)から全面的に認めることを発表。同委員会によると、当分は各店の来客数を普段の75%に制限したうえ、入場時に48時間以内のPCR検査陰性証明を求めるなど、厳格な新型コロナウイルス感染症完成防止対策を実施。また飲食店は5月31日(火)までにオン・オフラインでのデリバリー営業を許可、ヘアサロンも同日までに、完全予約制の営業を許可する。
ほか市黄浦区にある観光スポット「新天地」や「豫園商城」も28日(土)からオープン。「豫園商城」は9時~17時まで営業し、各老舗店では、テイクアウトの行列に並ぶ市民の姿が見られた。(5月27日)
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~上海ジャピオン2022年6月3日配信