交通機関利用のPCR証明 検査場で大行列など問題も

上海市政府は6月6日(月)、同日から、公共の場所や交通機関の利用に際し、72時間以内のPCR検査陰性証明、もしくは24時間以内に検査を受けたという証明があれば利用を許可することを発表した。

市内に設置された臨時のPCR検査スポットでは最近、長い行列ができており、検査結果の表示が遅延する問題も発生している。徐匯区では市民が多く並んでいるにも関わらず、業務を終了したため不満が爆発、警察へ通報する人もいたという。また、検体の不法投棄も懸念され、市生態環境局は検査機関に対し、検体を路上に放置しないよう呼び掛けている。(6月2日)

 

~上海ジャピオン2022年6月10日配信

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP