清明節の青団、早くも販売開始 トリュフやアワビ餡も人気

上海市黄浦区の南京東路にある各中華菓子店では最近、清明節に合わせて食べる草餅「青団」が、例年より1カ月早く発売されたことがわかった。

昨年の清明節では新型コロナ感染防止に伴う都市封鎖のため、各舗店が青団の販売を停止。そのため今年は、多くの人が楽しみにしている青団の販売を1カ月早く始めたという。老舗点心店「杏花楼」では、賞味期限が当日~30日の天然ヨモギを使った青団を開発し、清明節に向け長期間保存できる青団も用意した。また、ネットスーパー「盒馬鮮生」では、2月初めに発売された青団の全国販売率が昨年同時期に比べて7倍以上増加。全国的にも青団の人気が高まっていることがわかった。

今年の青団は、伝統的なアズキや塩漬け玉子「咸蛋黄」を用いた「咸蛋黄肉松」はもちろん、黒トリュフやアワビが餡に使われた贅沢な餡など、各店舗の趣向を凝らした青団も注目されている。(2月19日)

 

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2023年2月24日

 

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