和平公園に動物島 飼育環境の整備改善へ

 虹口区にある和平公園内で飼育されている60種あまりの動物の処遇を巡る問題で、同園の高園長は10月30日(月)、動物園への移送ではなく、園内に動物が生息できる小島を整備することで解決する考えを示した。整備工事は年末に着工し、再来年竣工の見込み。
 小島は「生態島」と名付けられ、面積は約6600平米。杭州西湖にある「蘇堤」をモデルとし、梅の木をはじめ、季節を彩る樹木を植える。
 同園は、市中心部で唯一動物が観察できる公園で、ライオン、虎、孔雀など、60種以上の動物が飼育されているが、飼育環境の不備が問題視されていた。
(10月31日)

~上海ジャピオン11月3日発行号より

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