11月2日(木)に開かれた「市重大交通事故防止活動推進大会」が、ことし1月~10月までの市内交通事故を5929件、死亡者数を1022人と発表した。このうち3人以上の死亡者を伴う重大事故の9割が、市外から来たドライバーによって引き起こされていることも明らかになった。
中国では、ドライバーが守る交通法規は地域によって一部異なるため、市外から来たドライバーの教育制度の不備が、かねてから指摘されていた。これに対し、市の交通警察と城市交通部は合同で、市外ドライバーと市外から来た車輌の管理制度を整備し、重大事故の発生を抑える方針を示した。
同大会ではこのほか、重大事故を引き起こす問題点として、運輸会社のドライバー管理体制の不備や、郊外の道路設備における安全対策の不備などがあげられた。
(11月3日)
~上海ジャピオン11月10日発行号より