重陽節に「長寿麺」10万食 伝統菓子「重陽糕」楽しむ

中国版「敬老の日」とされる旧暦9月9日の「重陽節」に当たる10月23日(月)、上海市各地では敬老イベントが行われた。

市普陀区にある玉仏寺では、「重陽節」に合わせて「長寿麺」を振舞い、無料健康診察を行うのが長年の伝統行事だ。今年は10月20日(金)~26日(木)まで、「親孝行慈愛週間」として、10万食の「長寿麺」配布と、上海中医薬大学附属曙光病院の医師20人が、無料診察に当たった。さらに今年は「長寿麺」の受け取りに際し、事前にオンラインで予約する方法を採用。期間中は、受け取りの際だけ行列ができたものの、混雑は緩和できたという。

また、唐代以降広く食べられるようになった、米粉の菓子「重陽糕」も毎年この時期に販売される。市内の老舗店「沈大成」や「喬家柵」では今年、サツマイモやカボチャなど新しい味の「重陽糕」が人気だったほか、デリバリーサイト「美団」でも注文が殺到したという。(10月27日)

 

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2023年10月27日

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