上海国際映画祭が閉幕 最優秀アニメに日本作品

上海市で行われていた「第26回上海国際映画祭」が10日間の日程を終え、6月22日(土)夜に市内で授賞式が行われた。

金爵賞コンペティション部門ではカザフスタン映画『離婚』が最優秀作品賞と最優秀女優賞の2冠に輝いた。中国映画では、『陽光倶楽部』で、40歳にして知能が子どものままの主人公を演じた黄暁明が最優秀男優賞を受賞。この作品のために体重を増やした黄暁明は授賞式の壇上で、「今作品(受賞作)と次の作品の体重差は25㌔以上になる」と語った。ほかに『刺猬(ハリネズミ)』が最優秀脚本賞、『一個男人和一個女人(男と女)』が最優秀撮影賞など、中国映画は計5作品が受賞した。

また日本映画からは山田尚子監督の『きみの色』が金爵賞アニメーション最優秀作品賞に選ばれた。同作品は人が「色」で見える高校生のトツ子とその仲間をめぐるストーリーで、日本国内では8月30日(金)公開予定。(6月23日)

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2024年6月28日

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP