南匯特産の水蜜桃 今年は出来栄えよく

上海市浦東新区南匯エリア特産のモモ「南匯水蜜桃」の出荷が7月5日(金)から始まったことがわかった。

 水蜜桃の出荷は8月中旬頃まで続くが、最もおいしい時期は7月中旬のわずか12~15日間ほど。また今年は栽培技術の向上により例年より出来がよく、梅雨の降水量も多かったため、実も重くなったという。

上海の水蜜桃は世界中の水蜜桃の起源だともいわれており、400年以上の歴史がある。最も古いもので1621年に書かれた『群芳譜』に記録があり、当時から全国的に有名だったという。水蜜桃は1840年以降、上海から日本や欧米にも伝わったといわれている。(7月5日)

 

~上海ジャピオン2024年7月12日

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP