台風3号、上海に接近か 猛暑で夏向け医薬品需要増

上海気象局によると、最近発生した台風3号と4号のうち、台風3号〝ガーメイ(格美)〟が週末にかけて上海市に接近する可能性があることがわかった。

台風3号は勢力を強めながら北上しており、20日(土)時点の予報において、25日(木)には上海市が暴風域に入る予報だ。市では、7月22日(月)時点で今年の高温日が計15日に達したが、台風3号の影響により、週末にかけ気温も下がる見込み。一方、中国各地では夏の行楽シーズンを迎え、各種医薬品の需要が高まっている。デリバリーアプリ「美団買薬」によると、旅先で酔い止め薬や虫よけ剤、日焼け止めを求める人が急増しているという。また、胃腸風邪に効くとされる「藿香正気」製品も売れ筋となっている。ほか新型コロナウイルスやアデノウイルス、ヘルパンギーナなどの感染症も同時流行の兆しを見せており、美団買薬では自宅検査キットの活用を勧めている。(7月21日)

 

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2024年7月26日

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP