厳しい上海市の外食産業 老舗料理店も趣向を変化

上海市商務委員会らは8月15日(木)、「上海市正餐企業穏増長現場会」を開催。市における外食産業で、老舗料理店などの売上が低下し、ファストフード店などの売上が上昇していることがわかった。

広東省広州市に本店を持ち、1997年から上海にも出店している老舗広東料理店「紅子鶏鳳凰楼」の担当者によると、今年の4月~7月の売上が前年より減少しているという。営業利益が減少する一方、人件費や原材料、家賃の上昇が企業を圧迫している。今後は、店内で様々なイベント開催や割引、SNSへの投稿を通して集客を増やし、盛り返しを狙っている。(8月16日)

 

~上海ジャピオン2024年8月23日号

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