上海市で最近、70歳過ぎの高齢者男性が隣人とのケンカで急性心筋梗塞を発症し死亡したとして、家族が隣人に対し49万元の賠償を求めていた裁判で、裁判所が隣人に4万元余りの賠償命令を下したことがわかった。
裁判所記録によるとこの男性は隣人と公共スペースの利用について激しいケンカとなり、帰宅後急性心筋梗塞を発症、病院に搬送されるも死亡した。男性の家族は隣人に対し、ケンカによる侮蔑行為が男性の病気を引き起こしただけでなく、男性死亡後も家族に対し罵倒を続けたとして、隣人を提訴。裁判所は隣人と男性の病気の関連性を一部認め、5%の賠償命令を下した。(2月8日)
~上海ジャピオン2025年2月14日号