デリバリー配達員に社会保障 大手が相次いで導入を開始

デリバリーアプリ大手の「美団」と「京東」は2月19日(水)、フルタイムのデリバリースタッフに対し、社会保険を支給することを発表した。

統計データによると、中国で配達員に就く労働者は1000万人以上。この発表に対し上海市でデリバリーを行うスタッフからは「子どもの就学に、社会保険加入は必須なので助かる」「失業やケガなどの保障があるのは安心だ」といった声が挙がる一方、「自己負担分を考えるともっと働かないといけない」「保障よりも収入が大事」といった意見も出た。市では月収7000元を超えないスタッフが7割を占め、社会保険の負担が大きくなる問題も指摘されている。(2月22日)

 

~上海ジャピオン2025年2月28日号

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