乳児誘拐・人身売買事件 主犯の女は無期懲役に

 乳児21人を誘拐し、売買した罪で逮捕された犯罪グループの17人の第一審公判が、
9月21日(火)午前、上海鉄路運輸中級法院の安徽蚌埠鉄路運輸法院法廷で開かれた。
裁判長は、主犯の女に、人身売買罪で無期懲役及び、政治的権利の終身剥奪、罰金5万元を宣告。
その他の被告人に対しても、1年6月~14年の懲役や、罰金などの判決を言い渡した。
 主犯の女は雲南省出身で、2007年12月~09年6月にかけて、計20件の人身売買を実行。
雲南省で乳児を安く買い付け、江蘇省の南京などで高値で売りさばき、
数千元~1万5000元の利益をあげていた。
鉄道警察は、昨年5月~9月にかけて、犯罪グループ17人を逮捕していた。
 なお、誘拐された乳児のうち、12人は発見されたが、残り9人の居場所は未だ不明となっている。
(9月22日)

~上海ジャピオン10月8日号より

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