上海市など中国各地で最近、1日単位でデスクを借りられる〝ニセ会社〟が話題になっている。
上海市黄浦区南京西路にあるコワーキングスペースでは、1日9・9元でデスクを提供。ネット上では自腹で〝仕事のふり〟をする人が集まる場所だと紹介されている。
しかし責任者によると、遊びに来る人はごく一部の人たちで、実際は在宅勤務の人やフリーランスの人が社会との接点を持ったり、オフィスの住所を取得したりするために長期レンタルするケースが多いという。人々の勤務体系が多様化するなかで、オフィスもそれに合わせた空間を提供することが大事だと話す。(2月18日)
~上海ジャピオン2025年2月28日号