手足口病の注意喚起 市発生数は比較的低水準

 中国衛生部はこのたび、4月の全国の手足口病の症例をまとめ、
今年は例年より早く全国的な流行のピークを迎えていると発表した。
ただ、市疾病予防コントロールセンターや復旦大学付属小児科医院などによると、
市での発生状況は落ち着いているという。
 同医院によると、手足口病による4月の入院患者は700~800人で、重症患者は3人。
関係者は、入院患者数はこれまでに比べ約2割増だが、比較的低い水準で推移しているとする。
 手足口病は就学前の児童に多く発症するウイルス性感染症で、
手のひらや、足裏、口内などに水泡ができるのが主な症状。
専門家によると、鼻水や咳での飛まつ感染があるので、
石けんでよく手を洗い清潔さを保ち、生もの・生水を避けるようアドバイスしている。
(5月12日)

~上海ジャピオン5月21日号より

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP