上海市では6月14日(土)、15日(日)の2日間、「上海市初中学業水平考試」、通称「中考」と呼ばれる高校入試が実施され、約12万7000人が参加した。
試験は市内16エリアに設置された200会場にて行われた。当日は晴天だったが、悪天候を心配して会場付近のホテルに前泊させる保護者もいたという。
試験当日の朝、会場前には赤い服を着て応援カードを掲げた多くの保護者や教師たちが集まった。楊浦区の楊浦初級中学の教師たちは、〝希望〟の象徴であるヒマワリの花を生徒たちに手渡し、試験の健闘を祈った。(6月14日)
~上海ジャピオン2025年6月20日号