上海市長寧区の「上海動物園」は10月10日(金)から、中型猛獣エリアの大規模改修に着手した。
工期は約450日を予定。1950年代に建設された古い施設を作り直し、マレーグマやハイエナなど10種以上が自然に近い環境で暮らせるよう整備される。また展示エリアには竹柵やガラス柵を設け、人の干渉や食べ物の投げ与えを防ぐ設計だ。改修に伴い、該当エリアの動物展示はすべて一時休止。一方、人気のベンガルトラ「紅糖」は約10日後に別の展示区へ移り、新居での環境に慣れる期間を経て、再び来園者の前に姿を見せる予定だ。(10月10日)
~上海ジャピオン2025年10月17日号