上海市黄浦区の「上海当代美術館」で2年に一度開催される国際美術展「上海ビエンナーレ 花は蜜蜂の羽音が聞こえるの?」が11月7日(金)に開幕した。
同展では、世界各地から67組のアーティストによる250点以上の作品が展示され、開催史上初の、女性のみのキュレーターチームが企画を担当。テーマは「花が蜜蜂の羽音を聞くと、数分でより甘い蜜を分泌する」という科学的発見に由来し、芸術を通じた人類と世界の相互理解を探求する。
開幕は日本人アーティスト・山崎阿弥のパフォーマンスが行われた。また、アローラ・カルサディラによる作品『森の幻影』は、数千個の人工花で構成され、カリブ海に吹く風のリアルタイムデータに合わせ、花が揺れる仕組みになっている。会場にはその他、光や音を用いた多感覚的な作品を展示。2026年3月31日(火)まで開催する。(11月7日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2025年11月14日号














PAGE TOP