閔行区の専門学校に通う女子生徒(A子)が、校内で同校生徒から殴打された上、
それを撮影した動画がネット上に広まり、心身に傷を負ったとして、
学校や生徒に治療費や慰謝料5万元などを求めた訴訟で、閔行区人民法院はこのたび、
A子を殴打した女子生徒(B子)と、動画を撮影した女子生徒2人(C子、D子)に、
治療費85元と慰謝料3000元を支払うよう命じた。
出来事は、2009年4月、A子とB子が同じ男子に恋愛感情を抱いたことがきっかけ。
B子がA子を校内のトイレに呼び出し話しあったがまとまらず、B子が殴打するに至った。
それを見ていたC子とD子が動画を撮影し、それがネット掲示板に流出した。
法院は、A子は身心に損害を受けたと認めたが、
学校側は適切に対応したとして、学校への要求は棄却した。
(5月19日)
~上海ジャピオン5月28日号より