上海万博事務局は6月5日(土)、アイドルグループ・SMAPが13日(日)に万博会場で予定していた、
ファンの集いイベントの中止を公式HPで発表した。
その理由について同事務局は、近ごろ万博への来場者が増え、
安全面を考慮して慎重に検討した結果と説明。
ファンへの理解を求めた。
SMAP全員による海外公演は、1988年の結成以来、初めて。
中国各地や日本のファンの間でも公演に対する期待が高まっていた。
なお当日は、先着順で入場券を配布する予定だった。
SMAPのイベント中止の原因のひとつとなった来場者数の推移は、3日(木)~6日(日)まで、
4日連続で40万人を超え、5日(土)には開幕以来最高の52万4900人を記録。
うち、18万5300人が団体客だった。
同日は、人気パビリオン・サウジアラビア館で、午前10時頃より9時間待ちの長蛇の列ができ、
約100人のスタッフが整理にあたった。
混雑は12時半には多少解消したものの、14時頃になっても6時間待ちの状況だった。
(6月7日)
~上海ジャピオン6月11日号より