市内の農村戸籍の児童 全員に無償で義務教育を

 市はこのたび、義務教育を受けていない市内在住の農村戸籍の児童約1万人余りに対し、
今秋より上海戸籍の学生と同じく無償で義務教育の機会を与える方針を明らかにした。
 市では既に、市内に住む農村戸籍児童の97・3%にあたる約41万人に対し、
無償の義務教育を実施。
また、市における農村戸籍の児童への無償義務教育の割合は、
2007年で57・1%、08年で74・36%、09年で92・7%となっており、
今秋で、その割合は100%となる。
 なお市では、義務教育を終えた農村戸籍の児童に対しても08年から、
「全日制普通中等職業学校」での受け入れを開始。
このほか、未就学児童に対する幼稚園の設置なども進めるなど、
教育施設・制度の拡充に務めている。
(6月15日)

~上海ジャピオン6月25日号より

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP