公安局交通警察総隊は1月12日(金)、昨年4月から実施していた歩行者と自転車に対する交通違反取り締まり活動についての報告を発表した。同活動は、市内で横行する歩行者の乱雑な道路横断や、自転車の走行ルール違反を取り締まるために行われたもの。
発表によると、昨年4月以降に同活動で処罰した歩行者の違反行為は50万件、自転車利用者の違反行為は178万件。この活動によって、違反行為は大幅に減少したと見られている。
市内では以前から、これらの違反行為による交通事故が後を絶たず、毎年約2000件の事故があり、約2000人の死傷者を出していた。メディアやインターネットの調査では、多数の市民がこの取り締まり活動を支持しており、今後の継続を希望している。
また、同活動中に判明した信号や横断歩道など一部の交通設備の不具合についても、随時改良が進められており、交通環境全体の改善が計られている。
(1月13日)
~上海ジャピオン1月19日発行号より