バス乗客が激減 軌道交通の延長路線開通で

昨年末の、軌道交通2号線、3号線の延長路線開通以降、軌道交通沿線バスの乗客が激減している。2号線沿線の一部のバスは、乗客が以前の約3分の1に、3号線沿線の52路バスは、約半分にまで減少した。
 移動時間が短縮できることから、バスから軌道交通へと乗客が移行したことが原因と見られている。例えば、2号線延長路線の「淞虹」から「静安寺」まで、825路バスに乗った場合の所要時間は早くとも40分。これに対し、2号線同区間の所要時間は13分。さらに軌道交通には、道路事情に左右されない利点もある。
 市内バス運営会社によると、軌道交通沿線を運行する各路線バスの収入は軒並み減少しているが、現在のところ運行スケジュールの改定は予定していない。
(1月15日)

~上海ジャピオン1月19日発行号より

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