歴史と海鮮の街、舟山で、
5ツ星リゾートステイ
　
　眠い…。
連日のＷ杯観戦で昼夜逆転寸前の生活でございます。
これは我が家に限ったことじゃないらしく、
中国語の授業中クラスメイトのマダム友たちからもあくびがチラホラ。
と、そんな中に元気１００倍のマダム友が約１名。
　「ねぇねぇ、舟山って知ってる？」
「栃木県の…」と私がいいかけると、「ノンノンノン」と人差し指を立てるマダム友。
「寧波の沿岸にある舟山島。中国で４番目に大きな島なんだけどね、
年間１０００万人の旅行客が訪れる人気スポットなの♪　
もうすぐ駐在して１年になるから、
主人が１年頑張ってくれたお礼に５ツ星の舟山シェラトンホテルに泊まりに行こうかって！」
　へ～！　甘い話はさておき、ホテルは気になります。
眠気覚ましに、聞かせてシルブプレ！

海→海鮮＆リゾート

　「でそこに何があるの？」と聞くと「海の幸とリゾート！」との答え。
聞けばその「舟山」なるは、寧波の東の海に浮かぶ群島。
５０００年も前の石器時代から人が住んでいたと言われ、
中国四大仏教山の「普陀山」もある、歴史的景勝地だそうでございます。
寧波までの高速道路が近年開通して、今や上海から１時間、舟山までは３時間。
新鮮な魚介類が豊富なので、海鮮ツアーに良いようです。

お値打ち価格提供中

　語りはまだまだ続きます。
「さらにポイントは…」とマダム友が身を乗り出し、
「オーシャンビューが７７０元（平日）なの！」 トレ・ビア～ン料金！　
この値段で５ツ星、上海では今や泊まれませんし。
　「でしょでしょ。２００７年にオープンしたばっかりでまだ新しいし、
周りを緑に囲まれたとっても静かな場所にあって、高層ホテルでね、
７月に新しくオープンする屋外プールもあって、イタリアンレストランもあるの！」
もはや、行ったような雰囲気で話していますが、まだ行ってないです。

南も北も全制覇「舟山」

　さらにマダム友は持参した地図を広げて説明してくれました。
地図で見ると、ホテルは観光中心地にほど近い、新興エリアにございました。
南側は、お寺・大仏・海鮮レストランが軒を連ね、
観光名所の普陀山エリアまでは車で30分足らず。
北上すれば、昔ながらの生活が残り海水浴も楽しめる秀山島。
　ただし、今回のプランは朝食が別料金だそう。
「でも、１人80元（サ別）だし、つけるつける。あっ、それともクラブルームに泊まっちゃおうかな！　
１０９０元だし、クラブフロアが利用できるから
朝食もアフタヌーンティーもついてカクテルタイムもあるし。あ～週末が楽しみぃ！」
友の幸せいっぱいな顔に、私まで幸せな気分になったのでした♪

～上海ジャピオン７月２日号より