日帰りor1泊で! 上海の近郊温泉リゾートDeトレビア~ン

P01 - tobira

 

P01 - tempo1

南京の大型リゾートスパ 

1日遊べる豊富なお風呂

お久しぶりですこと。労働節休みは主人とバリへ行ってましたの。ひと足先に、ウォータースポーツを堪能しましたわ。次の大型連休は10月、まだまだ先ですわね。

気候も過ごしやすくなってきたし、トレビア~ンなプチ旅行はないかしら、と旅行サイトを眺めておりましたところ、見つけちゃいましたの。

それは、南京にある「湯山頤尚温泉度假村」です。南京には中国4大温泉療養区の1つ、南朝梁時代に「聖なる泉」と称され、孫文がその著書『建国方略』の中で称賛した「湯山温泉」がございますの。

泉質は硫酸塩泉ですから、ミネラルを豊富に含み、皮膚病や関節炎、神経痛などに良いんですって。源泉の温度は60~65度と、少し高め。

マダム友の口コミによりますと、露天風呂やローマ風呂、砂風呂、薬草風呂、アロマ風呂などバラエティに富んだお風呂が約50種もございまして、1日中飽きることなく過ごせましてよ。

ホテルは5月の平日で2人分の朝食付きで630元~、その場合、入浴料は1人100元。

温泉リゾートを満喫した翌日は、約2500年の歴史を持つ、中国4大古都・南京市内観光で決まりですわ。

市の東部にございます紫金山風景区は、〝中国一の長さ〟とうたわれる椅子型ロープウェイのほか、中山陵や明孝陵、美齢宮など、観光のハイライトスポットが集中しておりましてよ。

南京名物「塩水鴨」もぜひ賞味しておきたいですわね。

次の週末のお出かけ候補におねだりしちゃおうかしら?

info

湯山頤尚温泉度假村

住所:江蘇省南京市湯山街道温泉路8号

TEL:025-5119‐0666

URL:www.ea-spring.com

アクセス:「上海虹橋」駅から「南京」駅まで新幹線で約90分(片道2等席128元~)、「南京」駅からホテルまで車で約45分

 

P02 - tempo1

マイナスイオン全開

開放空間で癒しの時を

今月末に主人の上司のお母様が上海に遊びにいらっしゃるらしいんですけど、ホテルリサーチが趣味の私のウワサを聞きつけ、主人経由で依頼が舞い込んできましたの。

趣味もそのうちビジネスになるかしら笑(?) お歳は60代、ジム通いが趣味のアクティブな奥様、週末はよくお友達と旅行に行かれる…と、それなら、ココにキマリですわ!

それは江蘇省溧陽市にある温泉リゾート「天目湖御水温泉」。ここなら上海市内から長距離バスが出ていて、タクシー移動も含めて片道4時間で行けましてよ。

景勝地の天目湖南山竹海景区に隣接してますから、大自然を満喫できますわよ。温泉の温度は43度、弱アルカリ性の炭酸水素塩泉に分類され、皮膚病にはもちろん、疲労回復やリフレッシュもバッチリですって。

お母様もきっと喜んでくださると思いますわ。

温泉は全部で52種類、バラやワイン、ココナッツが入ったものやバブル風呂がありましてよ。温泉でのぼせてしまったら、プールで身体を冷ましつつシェイプアップに励むのも手ですわね。

夜は敷地内のホテルにてゆるりとお休みになって、翌日の英気を養っていただきましょう。宿泊は5月の平日で1部屋690元~。

「天目湖南山竹海景区」は竹林が有名でして、こちらでは川下りのほか、ロープウェイで山頂まで上がることもできますの。主人の株も上がって、もっと旅行に行けるかもしれません♪

info

天目湖御水温泉度假酒店

住所:江蘇省溧陽市李家園村888号

TEL:400-188-8588

URL:www.spawor.com

アクセス:上海長距離バスターミナル「客運南駅」から「溧陽駅」まで長距離バスで約3時間半(片道82元~)、「溧陽駅」からホテルまで車で約30分

 

P02 - tempo2

カップル、家族で楽しめる

武義の温泉レジャー施設

先月、主人の後輩に知り合いの女の子を紹介したら、当人同士気が合ったみたいで見事カップル成立!

めでたいですわ~。そうしたらその男の子、週末を使って彼女と行ける場所を教えてほしいですって。もう、何から何まで手が焼けますわ…、初々しい若人2人が、デートでも気軽に行けるところ、ありました!

ふむふむ、場所は浙江省金華市、と言えば金華ハムが有名ですわね。上海から武義までは列車で6時間半? それはちょっと遠すぎでしてよ、あら? でも金華駅まで高速列車に乗って、そこから乗り換えれば、温泉地まで3時間くらいですって、これなら大丈夫そうですわね。

武義は通称〝温泉の街〟と呼ばれておりまして、1日に沸き出る湯量は4000㌧、水温は42~44度の弱アルカリ性の硫化水素泉なんですの。

9・15平方㌔メートルを誇る敷地には、広々とした温泉とプールがございますので、家族連れでも楽しめますわね♪ 夜はこのリゾート内のホテルにステイ。

お値段は5月の平日で1部屋616元~、2人分の朝食が付いて、宿泊客には入浴料も198元になる特典がございますの。

旅行好きなマダム友曰く、武義に行くなら800年の歴史を有する「熟渓橋」や古建築で有名な「兪原村」も要チェックらしいですわ。

中国の歴史ロマンを感じながら散策するのにピッタリですわね。2人が上手くいって結婚なんてことになれば、私がキューピッドですわね♪

info

清水湾沁温泉度假村

住所:浙江省金華市武義県温泉南路1689号

TEL:0514-8299-6666

URL:www.qinghotspring.com

アクセス:「上海」駅から「金華」駅まで新幹線で約2時間(片道2等147元~)、「金華」駅から「武義」駅まで高速列車で約40分(片道硬座9元~)、ホテルまで車で約10分

 

P03 - tempo1

中国の軽井沢へ行こう

大自然の中で入る温泉

今回のGW、妹夫婦は避暑地、軽井沢でゆったりですって! 羨ましいですわ。私も負けてはいられないと旅行サイトを検索しているうち、いつしか妄想旅行に…。すると、軽井沢に負けない避暑地を見つけましたの!

それが浙江省寧波市にある「寧海森林温泉」。新幹線で3時間弱、そこからタクシーで15分ほどと近いのもうれしいですわね。

こちらの温泉地、ラドンやリチウム、フッ素など20種以上の人体に有益なミネラルと微量元素を含む中国三大温泉の1つでございますの。

約340種の常緑広葉樹がありまして、1991年には国家級森林公園に指定されたんですって。澄んだ温泉に浸かりながら、マイナスイオンたっぷりの森林浴――まさにトレビア~ン♪

渓谷に囲まれておりますから、夏場の気温は市中心部や蘇州市より3~5度低く、避暑地に最適ですわよ。

夜は園内にある4ツ星ホテル「寧海温泉大酒店」にて…お値段は5月の平日で1部屋550元~、2人分の朝食と温泉利用料込みですって、ス・テ・キ!

温泉を楽しんだ翌日は全長20㌔の大渓谷へ。18カ所の峰と72カ所の滝、エメラルドグリーンに澄み切った渓流が癒してくれますわ。入場料は往復の船代込みで85元。マイナスイオンでエネルギーチャージしちゃいましょ♪

…ああ、妄想は膨らむばかり。夏真っ盛りはさすがに暑いから、気候がちょうどいいうちに、主人を説得しなくては!

info

寧海森林温泉度假村

住所:浙江省寧波市寧海県深甽鎮南渓村

TEL:0574-8161-8888

URL:www.17nhwq.com

アクセス:「上海虹橋」駅から「寧海」駅まで新幹線で約2時間40分(片道2等席166元~)、「寧海」駅からホテルまで車で約15分

 

P03 - tempo2

南国リゾートを南京で

お風呂も自然も独り占め

この間、マダム友達とアフタヌーンティーを楽しんでおりましたら、そのうちのお1人が南京のプライベートヴィラに行かれたとのお話。

お子様はサッカーの合宿だったとかで、夫婦水入らずの時間を過ごせ、かなりリフレッシュできたとおっしゃって…私も行きたい! どこですの!?

聞き出したところ、南京の「カユマニス南京プライベートヴィラ&スパ」だそうです。全室ヴィラタイプの部屋には、ジャグジー付きの露天風呂とプールが付いていて、もう気分はトレビア~ン!

お値段は平日でアフタヌーンティー&朝食2人分付きで2717元~と少しハイクラスですが、それだけ出す価値がありましてよ。

先に紹介した「湯山頤尚温泉度假景区」と同じく、中国四大温泉療養区の1つ「湯山温泉」を源泉としておりますので、泉質も◎。プライベート空間ですから、24時間温泉とプールに入り放題ですわよ。

翌日はヴィラのレストランにて優雅にモーニングを。あら、小鳥のさえずりが聞こえてきましたわ。インドネシア料理、西洋料理、中華料理などからお好みのコースがチョイスできるんですって。

食後はレンタサイクルでヴィラ周辺をサイクリング! ひと汗かいたら温泉に入るもよし、スパで究極のリラクゼーションを受けるもよしですわね。

あ~、新婚旅行を思い出しますわ。あなた、結婚記念日はココにしましょ♪

info

南京香樟華苹酒店

住所:江蘇省南京市江寧区湯山街道温泉路12号

TEL:025-8410-7777

URL:www.kayumanis.com

アクセス:「上海虹橋」駅から「南京」駅まで新幹線で約90分(片道2等席128元~)、「南京」駅からホテルまで車で約45分

 

 

 

~上海ジャピオン2015年5月15日発行号

 

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP