中華接待の備忘録~麻婆豆腐

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中華接待の備忘録―3―料理-600

花椒の痺れる辛味に撃沈

日本人にも定番の四川料理「麻婆豆腐」。挽き肉と豆腐を、トウガラシ、痺れるような辛味が特長の花椒(フアジャオ)などと一緒に炒めた旨辛な一品だ。

清朝の時代。今の成都市に巧巧(チャオチャオ)という、顔に痘痕(あばた)のある女性が、夫と暮らしていた。夫の死後、彼の同僚たちが昼食の調理を彼女に依頼。家の両隣が肉屋と豆腐屋だったため、彼女は豆腐と肉をトウガラシと一緒に炒めたものを提供したのだ。そのおいしさが評判を呼び、食堂を開くまでに。巧巧の死後、「花椒の痺れる辛味」と「痘痕(中国語で〝麻子〟)」を表す「麻」、彼女に対する尊称「婆」(「妻」の意)を取り、「麻婆豆腐」と名付けられた。

ちなみに、成都市の料理店「陳麻婆豆腐」が、この料理発祥の店とされる。アテンドだからと変わった料理を選ぶよりも、定番料理にあなたの話術でアクセントを加えれば、皆が痺れるはずだ。

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店名  渝信川菜(ユェシンチュアンツァイ) 招商局店

住所  成都北路333号招商局広場3楼(×威海路)

TEL  5298-0438

営業時間  11時~14時半、17時~21時半

席数  約100席

予算  100元~

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~上海ジャピオン2018年8月3日発行号

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