小学生の性教育教材発表 保護者からは不安の声も

上海理工大学付属小学校は、上海教育出版社と共同で、市で初めて
となる小学生向けの性教育教材『男孩女孩』を出版し、同校と
楊浦区のモデル校18校で、今年9月から心理の授業で使用することを
このたび明らかにした。
同教材は、低学年用・中学年用・高学年用の3冊に分かれており、
性別の認識や生殖器の名称のほか、性交の挿絵などが織り込まれて
いる。
そのため保護者からは、「赤裸々だ」、「程度を超えている」など、
子どもの好奇心への悪影響を心配する声も上がっている。
これに対し専門家は、長期に渡り、慎重な研究と調査を重ね、
保護者へのアンケートも併せて同教材を制作したと説明。
さらに、性被害に関する防犯意識を高め、身体の秘密など、子どもが
楽しんで知識を得ることを目的としていると解説する。
(8月19日)

?~上海ジャピオン8月26日号

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