実情に合わせた専門性の強化 単科大学以上は140万人

 市教育委員会が進めている「上海開放大学」や「職業教育開放実訓中心建設工程」などの教育プログラムを、更に社会の実情に合わせた内容へと推し進めていく見通しだ。2月11日に開かれた「上海高校和科研院所党政府幹部会議」の席上から明らかになった。
 この日の会議では、総合大学及び単科大学以上の学歴を持つ市民の数は約140万人と、全市民の10%程度であるという事実をもとに、一部の業種で、必要とする能力を持つ人材が欠如していることなどが指摘された。
 例えば、市で金融業に携わる人が約11万人であるのに対して、大学卒業以上の学歴を持つ人は32・2%、大学院卒業以上の学歴を持つ人は4・3%と、依然少ない。
~上海ジャピオン2006年2月17日発行号より

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