水泳教室で6歳男児が溺死  もがく様子なく事故原因は謎

8月21日(火)19時頃、上海市徐匯区にあるプール施設「上海遊泳館」にて、
水泳教室に参加していた6歳男児が溺死する事故があった。
事故は、水深0・8㍍の児童用プールで、男児が夏休み水泳教室の初級クラス
参加中に発生。
男児は身長が約1・2㍍あったが、授業終了時に指導員の呼びかけに反応せず、
顔を水に浸けたまま浮かんでいた。
その後病院に運ばれ、救命処置が行われたが、20時20分頃、死亡が確認された。
同施設では指導員のほか、監視員が常駐。施設関係者は、男児が事故発生前
にもがく素振りを見せなかったとし、事故原因が分からず困惑していると説明。
23日(木)には、遺族と施設側の間で話し合いの場が持たれたが、遺族は施設
側の曖昧な説明に納得できず、話し合いは物別れに終わった。
なお、該当指導員は停職処分となっている。
(8月24日)

~上海ジャピオン2012年8月31日号

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