6月12日(火)に開幕した「中国国際城市軌道交通展」で、開発中の中低速リニアモーターカーの模型が公開され、注目を集めている。
国防科学技術大学リニア技術工程研究センターの助教授・駱氏は、中低速車輌の外部に漏れる磁場は低レベルで、懸念されている人体やテレビ映像などへの悪影響はないと説明。同氏は、年内に唐山で2000メートルの試験軌道を建設する計画も明かした。
中低速リニアモーターカーは、中国が開発を推し進めている科学技術。上海‐杭州間をリニア路線で結ぶ計画のほか、市内軌道交通への利用も考えられ、将来性が期待されている。だが、騒音や磁場による、環境への悪影響も懸念されている。
(6月13日)
~上海ジャピオン6月22日発行号より