カラオケ店クラスター広がる 新規変異株の市中感染例も

上海市政府は7月10日(日)、市における新型コロナウイルス感染症市中感染者が、3日(日)~9日(土)の間で200人を超えたことを発表した。

また、今回の感染者のほとんどが、市普陀区蘭渓路148号のカラオケ店で起こったクラスターと関係があるという。密閉された場所に人が多く集まったため、同感染症が短期的かつ急速的に拡散したとみられている。

市疾病管理センターでは、すでに発見した感染者に対してウイルス遺伝子測定を行い、結果はすべてオミクロンBA・2・2変異株であったことがわかった。現在はほとんどが隔離観察中のエリアから感染者が確認されている状況だが、感染者が多く、広範囲に及んでいる。

さらに同日市衛生委員会は、7月8日(金)に浦東新区で1人がオミクロン変異株BA・5・2・1に感染したことを報告。これは国外から市に入境した感染者からの感染で、市で初めて同変異株の感染者となった。(7月10日)

 

 

(写真は東方ネットより)
 
~上海ジャピオン2022年7月15日

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