配車アプリを正式に採用  「電調」の導入で乗車円滑に

上海市交通運輸及び港湾管理局は2月14日(金)、「嘀嘀打車」、「快的打車」などのタクシー配車アプリをタクシー無線配車システム内に正式に組み込み、同アプリで予約された車両には、「待運(空車)」ではなく「電調(予約)」を点灯させることを明らかにした。

市では最近、タクシー配車アプリの利用が拡大するにつれ、タクシーが「空車」を点灯させているにも関わらず、客の前を通り過ぎる事態が相次いでいた事を受け、今回の決定に至った。今後は路上でのタクシー乗車が廃止される見込みだが、指定のタクシー乗り場での乗降を推進してゆく構え。しかしながら、アプリを使いこなせないとして、路上での乗車廃止に反対する市民の声も多数挙がっている。

また近頃、アメリカの配車アプリ「ウーバー(Uber)」が市に進出し、市レンタカー会社と連携して運営される見込み。(2月15日)

~上海ジャピオン2014年2月21日号

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