軌道交通展、モノレール登場 静安区と楊浦区にて計画

上海市浦東新区龍陽路の上海新国際博覧センターにて4月8日(水)、「2015中国国際軌道交通展覧会」が開催され、静安区で運行予定の〝空中列車(モノレール)〟の模型に来場者の注目が集められた。

モノレールは観光用ゴンドラに類似したフォルムで、上にレールを敷き車両を吊る懸垂式。今回展示された模型の車体はすべて透明、座席は〝バーカウンター〟をイメージしたスタイリッシュな椅子を設置するという。

市では近年、モノレールが敷設されるとの噂が飛び交っており、静安区と楊浦区では初期計画がすでに提案されている。これによると、静安区は南京西路を中心とした2・5㌔、楊浦区は楊浦路の〝旧城〟こと通北路の周囲9・1㌔に建設する予定。

関係者によると、モノレールは主に市中心に設置、レールを支える柱は歩道もしくは車道の中央分離帯に置かれ、地上の交通への影響はない。同時に現在の歩道橋上に駅を設けるため、通常の軌道交通の5分の1の低コストに抑えられるという。(4月9日)

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~上海ジャピオン2015年4月17日号

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