100年間で最高の暑さ 市内各地でひょうを観測

 上海気象局は、8月24日(火)時点で、35度以上の「高温日」(猛暑日に相当)の累計が、27日に達し、
過去5年で最多となったことを発表した。
また、8月中旬の市の平均気温は、32・2度を記録し、
1998年の31・5度を上まわり、過去100年で最高となった。
 今年の高温について同局の専門家は、西太平洋の海水温度が比較的高く、
亜熱帯高気圧が北に大きく張り出すなど、亜熱帯高気圧の勢力が強いことが主要な原因と指摘する。
9月以降は、亜熱帯高気圧の勢力が弱まるとともに、涼しくなっていくと見られている。
 また、25日(水)と26日(木)の両日には、市内各地で暴風雨や雷雨に見舞われる悪天候となり、
25日(水)には閔行区で直径9㍉の、26日(木)には市北部の崇明島で直径20㍉のひょうが観測された。
この悪天候で空の便にも影響があり、25日(水)には虹橋空港と浦東空港で、
約110便が遅延や目的地以外の空港へ変更となり、8便が欠航となった。
(8月27日)

~上海ジャピオン9月3日号より

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